- ミュージシャンの為のレコーダー、LiveTrak L-12
確か去年の発売だったと思います、このZOOMのLiveTrak L-12。
発売当初からめっちゃ気になってて、ちょうどオーディオインターフェースが欲しいなぁと思っていたところで、購入を検討していていました。
ボーカルと電子ピアノの録音をする案件があり、それに伴いオーディオインターフェースを探してたのですが、ゆくゆくはドラムの音録りもしてみたいですし、どうせだったらちょっとオーバースペック気味ですが、このLiveTrakだったらその他の用途にも色々と使えそうなので、検討をしておりました。
結局その時は予算の関係もあり、
こちらを購入しました。
DAWソフトを何を使うかも結構悩んだのですが、僕が選んだのは"STUDIO ONE"というソフトです。
このPESONUSは、STUDIO ONEが出しているオーディオインターフェースなので、これを買うとSTUDIO ONEの中級クラスのソフト(約1.2万のもの)も付いてきます。
マイクプリアンプも評判が良く、2in4outで、ボーカルとピアノであれば、問題なく使えると思い、DAWソフトを買うと思ってこちらを購入。
Mac使いの私はてっきりLogicかな?って思ってましたが、周りに色々相談した結果、STUDIO ONEを選びました。
今思えば、いい選択だったかな(^^)
何度かレコーディングをしてみましたが、問題なく使えております。
結局LiveTrakは買わずじまいだったのですが、L-12の後に少ししてからL-20というのが発売になりました。
チャンネル数が増えているのはもちろんですが、こちらだとiPadでの遠隔操作が可能となってます。
遠隔操作が出来れば、演奏者が自ら演奏中にバランスを取ることも可能。
6系統のモニターも出せるのもかなり魅力的。
レコーディングで言えば、キューボックスもこれで完結してしまいます。
ただ値段が倍になるので、コスパを考えたらL-12でも僕の用途なら十分だなと思ってました。
- 今月に新しいモデルが出てました(>_<)
最初見た時は、なんかボックス型のミキサーが出たのかな?と思いましたが、、
よくよく見てみると、なんとめっちゃいい商品ではないですか!!
それでいて、値段がL-12とL-20の間でなんとも手頃。。
ポチってしまいそう(>_<)
詳細をお伝えしますねw
今回発売になった、L-20Rという商品ですが、基本的にはL-20と同等のスペックな感じです。違いといえば、フェーダーがないところ。
何故無いのか?というと、iPadでの遠隔操作を前提に作られた商品だからです。
しかもこちらのL-20RではiPadに同時に7台接続出来ちゃいます。
どういうことかと言うと、モニターの6系統のバランス取りを、各自演者がiPadでリアルタイムに調整が出来ちゃうと言うんです!!
これ、めちゃ便利でしょ(>_<)
もはやPA要らずです!!
ミキサーとして使う時は、PA居なくても各自てバランス取り出来ちゃうし、レコーディングで使う時には、キューボックスを用意しなくても各自自分のiPadでいけちゃう訳です。
L-12でも5系統のモニターは付いてますが、本体から直接それぞれ調整をしないといけません。
L-12と約1万円ぐらいの価格差ですし、そうなるとL-20Rはかなりコスパが良く感じちゃいます(>_<)
それぞれMTRの機能も付いているので、SDカード等に直接録音する事も可能ですが、でもPCに繋いでDAWで録音するでしょうが、外部スタジオなどで荷物を減らしたい時はMTRとしても一応使えます。
コンプも各チャンネルに標準装備。
リバーブやディレイ、コーラス等は20タイプあります。完璧だ。。。
結局買いました^^;
レビューを動画にしましたので、こちらをどうぞ!
多機能ですから、マイクプリだったりの質は落ちるでしょうが、それこそ"ミュージシャンが"宅録や自前のPAでライブや音楽制作をするレベルであれば、十分なスペックなのでは?と思います。
僕で言えば、ドラムの録音で使ってみたいですね。
youtubeでの叩いてみた動画だったりで使えそう。(今まではiPhoneでの録音しかしてないので^^;)
あとは自前のPAでのライブやイベントでの活用。
先日野外でのイベントで、楽器からPAまで全部自前でやったイベントがありました。
ピアノトリオにボーカルでの編成でした。
モニターは無しだったので、気持ちメインスピーカーを内側に向けました。
ドラムは生で、ピアノとベースか各自アンプからのみ。
外音のバランスはいい感じで出来たのですが、やはりモニターが無いのはちょっとやりづらかったかも。
手持ちのミキサーでは、モニター環境を作れなかったし、チャンネル数も足りなかったから、こういった時にLiveTrakがあれば全て解決したでしょう。
外音は生音やアンプからだけで良くても、拾っておいてモニターだけで使ったりすれば、もっといい演奏環境も作れたなと。
今後ウチのスタジオでも録音は色々やって行きたいし、早めにこのLiveTrakの購入を検討したいと思います!!
- さらにもう1つ、L-8というシリーズも出てます!!
さらにもう1シリーズ、面白いのが出てました。
今度はチャンネル数が少ない、L-8というシリーズ。これがなかなかまた面白いです。
今までのLiveTrakと少し趣向が違って、L-8はポットキャスト用として作られています。
圧倒的に違うのは真ん中あたりにある、サウンドパッド。
これにジングルだったり、イントロ、アウトロ、SEを記録しておいて、瞬時に効果音を差し込める訳です。
youtube LIVE、ツイキャス等の生配信系に使える仕様になってますね!
携帯を直接繋いで、電話回線でゲストを招いた入りする事も簡単に出来ます。
マイクが6本にライン2本、モニターはメインプラス3系統の計4つ、もちろん今まで通りの音楽用ミキサーとしても十分使えます。
生放送用だったり、youtube等で人気のミキサー件オーディオインターフェースと言えば、ヤマハのAG3がとても有名ですが、これだとチャンネルが1つしか無いので、複数人数での収録だったり、サウンドパッドを使ったより凝った生放送がしたいと言う方にはL-8はオススメかもしれません。
音楽用のミキサーとしても使えるので、多機能を求めるのであればL-8ですかね。
- まとめ
今回はZOOMのLiveTrakシリーズの比較をしてみました!
前からすごく気になっていて、今自分の用途としてもとってもマッチしている機材だと思い調べてみました。
ZOOMの商品は、"ミュージシャン向け"に作られていて、低価格"である事がとても素晴らしと思います。
もちろんプロのPAだったり、レコーディングエンジニアにしてみれば、イマイチなところも多いとは思いますが、ミュージシャンの目線で、ミュージシャンが使いやすい商品開発をしているところはすごく分かりますし、ありがたいです。
最近ではミュージシャン自ら、録音や動画制作などセルフプロデュースを行うことは当たり前となりつつある中、需要のある商品であると感じました。と言うか僕が欲しい^^;
皆さんの機材選びや、音楽活動の参考になれば幸いです!!
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