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カバーバンドのいいところ

先日僕のリーダーバンドでもあります、POSCA pops cover bandの第2回目のライブがありました(^^)

まずはご来場頂いたみなさま、本当にありがとうございますm(_ _)m

 

今回はカバーバンドでライブを2回やって見て、やはりいつものライブと違うところが多々あるのですが、これってカバーバンドだからいいところだよなー、って思うことがあったので、その辺をまとめて見たいと思います。

 

 

  • そもそもカバーバンド最後にしたのって、いつだっけ??

まずこれにちょっと自分でも疑問を持ったのですが、恐らくバンドを始めた、中学や高校の時以来ではないのか??と思いました。

 

もちろん普段から、曲のコピーをすることはあります。

自分の練習の為だったり、仕事でやる曲だったり。

でもそれってバンドでなくて、個人でなんですよね。

 

バンドで(固定のメンバーで)、お互いにやりたい曲などを持ち寄って(カバー曲)、スタジオに入って練習して、ライブをするってなると、ほんと中学、高校の時にやったコピバンが最後だった気がするんですよね。

僕でいうと、GLAY、モンパチ、ラルク、Mr.Big、ボンジョビ、エアロ、この辺りのコピバンをしましたね、懐かしい(^^)

 

仕事でカバー曲をやることはもちろんあるのですが、それはあくまで仕事であって、それぞれ練習はしてるでしょうが、バンドでアンサンブルをしてまでの作り込みをする訳ではないんですよね。

 

仕事でのカバーは、結局個人技な感じではあるんですよ。

バンドとなると、チームプレーといった感じですかね。

 

 

  • カバーバンドといつものライブとの違い

僕はジャズをやることが多いので、ジャズライブとの違いを上げてみます。

ジャズライブではスタンダードと言われる、ジャズのメジャーな曲を演奏することが多い訳ですが、これもカバーと言えばカバーなのかも知れません。

 

しかし基本はアドリブが中心ですので、カバー曲を題材としながら、色々展開をしていくのがジャズの面白いところです。

なのでカバーと言えども、全然違うニュアンスになってしまったり(バラードの曲をアップテンポでやったりなど)、同じ曲でもアドリブは各プレイヤーによって違いますから、全然違う曲になってしまったりする訳です。

 

今回やった、ポップスやロックのカバーバンドとなると、細かいフレーズや間奏部分、ドラムのパターンやフィルインなどはなるべく原曲と同じ様にカバーする形になります。

 

アドリブ要素は少なくはなりますが、原曲のプレイを忠実に再現する(コピーする)ことは、演奏者の意図を理解することにもなりますし、自分では思いつかないフレーズなどを知る機会にもなります。

 

  • 名曲には人それぞれの思い出がある。

今回カバーバンドをして一番強く思ったことはこれですね。

やはり各時代で流行った音楽には、その時代の事が思い出されますし、世間で流行ったこともですが、個人での思い出も思い出されますよね。

 

演奏する側も、自分がその曲をよく聞いてた時のことを思い出して演奏します。

親が好きな曲で、車のオーディオで良く聞いてたりした曲だったり、自分が初めて買ったCDの曲であったり。

バイトを頑張っている時に聞いてた曲、部活で試合前に聞いてた曲などなど。

 

それだけでストーリーがあるわけで、また聞く方も聞く方でそれぞれストーリーがあります。

 

演奏する側も自然と熱がこもりますし、聞く側も自分の思い出と重ね合わせてよりしっかり聞いてくれます。

 

私のこの間のライブ話になりますが、そういった感じで演奏者とリスナーとの距離がとても近く、アットホームな感じで、とてもいい空間だったと思います。

 

これって、カバーバンドならではだよなって感じました。

 

また同じメンバーで、スタジオに入ってしっかりリハして音楽を作り上げていく作業というのも、プロになってからは中々出来ないことでしたし、青春時代の音楽を青春時代の時の様に本気でやるというのは、とっても楽しかったです(^^)

 

 

  • 音楽の楽しさを再認識出来ました!!

やっぱり共演者と気持ちを合わせて、それが聞いてくれる人に伝わる事の喜びというのは、当たり前かもしれませんが、バンドの最大の喜びであり、楽しさであります。

 

ネットを通して気軽に音楽を聞ける、動画が観れる今の時代だからこそ、生のバンドで気持ちのこもった音から感じられる感動をみんなで共有したいし、演奏者として表現して行きたいと今回改めて強く感じました。

 

もちろんこのバンドに限らず、どのステージでもそういった気持ちで演奏して行きます(^^)

 

気にはなるけど、ライブハウスに行く勇気がないと言う方がいるのであれば、是非勇気を出して足を運んで見て下さい。

 

おじさんが本気で演っている姿と言うのも、面白いもんですよw

 

と言うのは冗談ですが、ステージというのは演奏者とリスナーと合わせて作り上げて行くものだと思います。

是非そういった感動をみなさんと共有出来たらと思ってます。

 

次回POSCAのライブは、4/12遠賀ドラム館です。

お時間ある方は是非!!

 

RINGドラム教室

 

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