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ミュージシャンの確定申告の仕方④ freeeとMFクラウド

今回はクラウド会計ソフトの2大巨塔のfreeeとMFクラウドの比較と、使い勝手などをお話ししたいと思います。

 

私がクラウド会計をソフトを導入したのは2年前です。

Ring music studioを建てるにあたって、ちゃんとした会計をする為に、会計ソフトを使って青色申告をしよう!!と思い立ったのがきっかけです。

そこでクラウド会計ソフトというのを知りました。

世の中でもちょうど"クラウド"という言葉をよく聴き始めたくらいだったような気もしますが、テレビCMなどもよくあっていてなんとなく耳にしたことがある程度でした。

ネットで色々比較記事を見たり、調べたりしていると、大体の記事がMFクラウドの方がいい!!と書いてあったので、じゃあMFクラウドかな??と思いつつも、どちらも30日の無料お試しがあったので(今もあります)、とりあえず試して見て決める事にしました。

 

  • 料金の違い

プランが色々ありますが、ミュージシャンが使うであろうレベルだと、普通のプランでいいかと思います。

freeeだとスタータープラン、MFはベーシックプランです。

freee MFクラウド
  • 料金
 月¥980/年¥9800  月¥880/年¥8800

料金はMFの方が若干安いです。

どちらも年払いにすると、割引があります。

これは恐らく、確定申告書類を作る1ヶ月間だけ有料プランを契約する人がいる為だと思います。

それも考えましたが、そういう方は普段の会計は自分でエクセル等でまとめておいては、確定申告書類を作るときだけ契約、そしてまとめて経費や収入を手入力して、確定申告書の印刷をするような感じだと思います。

それだとカードや銀行口座と紐付けが出来ないので、経理の簡略化になりません。

確定申告書の書き方が分からないから、経理は日頃自分でやって、申告書だけ作れればいいという方は1ヶ月だけのやり方もいいかもしれません。

私の場合は、とにかく日々の経理を簡略化したいのと、日頃すぐに見直しが出来る事を目的としてたので、年払いのプランで、カードや銀行口座と紐付けをしました。

 

またMFクラウドの無料版だと、月15件の仕分けまでは無料で使えます。なので、経費や収入の入力が月15件を超えない方はMFクラウドの無料版がオススメです!!

ただ現実問題、15件の仕分けというのはかなり少ないです。。

例えば、ライブでの交通費を計上するにしても、10日ライブをしただけで10件消費してしまいます。

それとは別にレッスンの収入、事務所からの収入、事務所経費、などを入れていくとあっという間に15件はすぎてしまいます。。

これが有料版になれば、仕分けは無制限となります。

使い方次第ではありますが、大抵の方は無制限の方が使い勝手はいいのでは?と思います。

 

  • お試し30日間で使ってみた感想

実際に両方を使ってみましたが、私はfreeeの方が使いやすがったです。

なぜかと言うと、freeeの方がスマホのアプリを使っての仕分けがめちゃくちゃ簡単!!でした。

むしろこの機能があるからこそ、freeeを選んだと言ってもいいかもです。

計上してきた項目を、スワイプして経費かプレイベートか分けるだけ!!

 

MFでもアプリはあったのですが、MF(マネーフォワード)は元々家計簿のアプリなどを作っていた会社なので、そのアプリなどを元々使っていた方は、MFクラウドの方がいいかもしれません。家計簿アプリとの連動もありました。

またfreeeは経理や確定申告のことをちゃんと分かっていない人向けに作られているなぁと感じました。

基本的に会計ソフトで一番使うであろう機能は、経費の仕分けです。

これがfreeeの場合だと、最初からある程度絞られていたり、よく使われるものが上位にあったりと、使いやすく感じました。

MFでも仕分けはちゃんとしてるし、よく使うものを自分でカスタムしたりも出来るのですが、freeeの方が直感的で、分かりやすく使いやすいと感じました。

元々ある程度会計の知識がある方ならMFクラウドの方が使いやすいかもしれませんが、そうでない方には断然freeeの方がオススメです!!

 

  • 確定申告書の制作

 

 

普段仕分けされたものは、勝手に帳簿付けをしてくれます。

あとはレシートや領収書をちゃんと取っておいて保管をしておけばいいだけ。

そして、1年間の収支をまとめる確定申告を迎えます。

この確定申告でもクラウド会計ソフトは大活躍です。

確定申告をされたことがある方は見たことあるとは思いますが、こんな感じの用紙に色々記入をしていく訳ですが、難しい、知らない言葉も沢山ありますよね(^_^;)

日頃の仕分けは出来たものの、それをどこに記入したらいいのか??どういう計算をしたら良いのか??迷っちゃいますよね。。。

私もfreeeを導入する前は毎年自分で記入をしていた訳ですが、いつもわかんなくて先輩に聞いたり、ネットで調べたり。。。

よし、分かったぞ!!と理解しても、次やるのはまた1年後だから、その時にはすっかり忘れてて、また1から覚え直し、、、

みたいな感じで毎年やってました(^_^;)

今考えると、とんでもなく非効率ですね汗

 

それがクラウド会計ソフトを使えば、必要事項を記入(これも1年目と同じなら2年目以降は不要)して、プリントアウトするだけ!!

記入間違いや、計算間違いなども無いからとても安心です。

  • まとめ

計4 回となりました、ミュージシャンの確定申告についての話でしたが、如何だったでしょうか?

今回は確定申告をした事のないミュージシャンや、ちゃんと帳簿付けなどをして臨んでいないミュージシャン向けに書いたので、細いところはまだまだ書き足りないところも多くあります。

正直会計と言うのは、ミュージシャンとは無縁のように感じてしまいますが、いかにラクにしてその分演奏や練習などの本業に時間を割くことが出来るか?というのも大事だと思います。

一言にミュージシャンと言っても、様々な事業形態があるかと思います。自分のスタイルにあった会計や確定申告を出来るといいですね!!

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