ずいぶんご無沙汰な更新で申し訳ありません^^;
初心者向けと言いつつ、だんだんマニアックになってる気もしますが、今回もドラムブログ更新させて頂きますwww
さて今回はスネア編!!ついに太鼓本体のところに来ました(>_<)
そしてやっぱりスネアはドラマーの個性が一番出るところでもあると思います。
好きな音色や、理想の音、また違いなどなど。。
購入する際に気をつける点などをメインに紹介して行きますね!!
ではでは、楽器購入スネア編、はじまりはじまり〜(^o^)/
まず先にスネアを選ぶ際のポイントをあげときましょう!
●材質
●深さ
●プライ数
以上3点がメインになります。例のごとく1ずつ説明していきますね♪
●材質
こちらはまず大きく分けると、金属系とウッド系とに分かれます。
簡単にざっくり言うと、金属系だと高めの音、木胴だとしっかりした低音が出やすいです。
もちろんチューニングやヘッド、リムなどのセッティングによっても大きく変わるのですが、その辺はまた別ブログで紹介しますね。
あと金属と木では倍音が一番違います。
倍音(ばいおん)聞いたこと無い人も多いと思いますので、一応リンクを貼ってます。(説明読んでも僕はあんまりピンとはこなかったけど^^;)
要は音の伸びの部分、仮にスネアの音を”カァーーン”と表現するのなら”ァーーン”の部分のこと。
ちなみに"カ"の部分はアタックと言います。
この倍音部分が金属と木では全然違います。
まず金属で一番ポピュラーなのはスティールです。
金属系のスネアの9割くらいはこれと言っていいでしょう。theスネアな音です。
見た目は大体こんな感じです。ちなみにこれはpaerlの名器sensitoneというスネア。
各社それぞれ売れ筋あると思いますが、スティールのスネアといえば、やはりludwig!!
私は持ってないのですが、いつか手に入れたいスネアです(>_<)
LM400、LM402が往年の名器でありますが、マニアックなことを言えば年代によって音が全然違ったりもします。
スティール以外で言えば、ブラス、コパー(銅)、アルミ、などがあります。
実際叩いてみるのが一番ではありますが、スティールを基準にすれば、ブラスはマイルド、コパーは倍音が豊かな感じ、アルミはスティールみたいな高音だけど軽い感じ、です。
あくまで私の体感的な表現ではありますが。。
機会があれば、スタジオや楽器屋さんで叩いてみてください。
ブラスといえば、これまたラディックの名機、ブラックビューティー!!これもいつか欲しいスネアのひとつ(>_<)
次にウッド系ですが、ウッドで一番ポピュラーなのは、メイプルです。
これはドラムセットでも同様です。明るく柔らかい音です。ウッドの場合はプライ数(厚さ)もかなり関係してきますが、その辺はまた後で紹介します。
日本のメーカー、bonneyのメイプルのスネア。
値段的には普通ぐらいだけど、バランンスの取れたいいスネア。
初心者から中級者にはオススメかも
その他の材質で言えば、バーチ、マホガニー、あたりがよくあるでしょう。
ウッドも8割くらいはメイプルが多いです。その他で言えば、何種類かの木の合板のものもあります。
こちらもメイプルを基準とするならば、バーチは堅くて重い、マホガニーは柔らかく、暖かい音と言った感じです。
●深さ
深さについてですが、合わせて口径についても紹介しておきます。
ドラムセットはインチで表現されるのですが、スネアの口径は基本は14インチです。
もちろんイレギュラーで13や15インチのスネアもありますが。。。
とりあえず14を基準にあとは深さになります。
深さによって変わるのは、先ほどちょっと説明した倍音部分です。
深い方が豊かな倍音が出て、浅い方がタイトな音になります。
スネアのサイズとしてポピュラーなのは、14"×5"もしくは14"×5.5"です。
最初に買うならどちらかがいいでしょう。
6"や6.5"になると深胴になります。倍音や厚い音が欲しい時は、深胴がいいですが、チューニングが若干難しくなります。
逆に5"以下、4"や3.5"などになるとピッコロスネアといいます。
倍音が殆ど無くなるのと、より高くてはっきりした音がいい場合はピッコロがいいでしょう。
メタルやロック系のドラマーに好まれますね。
●プライ数(厚さ)
プライという言葉は聞いてこと無い人も多いかもですが、ウッド限定のものにはなります。
ウッド(木)のスネアは(タムやバスドラもですが)、殆どが合板(何枚か合わせて)作られています。
カッコが多くてすみません^^;
例えば6プライと表記があれば、6枚の木を合わせたものを丸くして作られているのです。
胴が厚いと、太く大きな音が出ます。ただ胴の厚さとプライの多さとでは、また若干意味合いが変わってきます。
例で写真を載せてみましたが、分かるでしょうか??
薄い木が何枚も重なってますね!これはかなりプライ数が多いスネアですが(10プライ以上はありますね)、普通は3~6プライくらいが多いです。逆に中には単板1プライなものもあります。
家具とかでもそうですが、単板の方が高価です。
ではプライ数によってどう音が違うかと言うと、プライ数が多い方が振動が木に伝わりにくくなるのです。
なので単板だと小さい力で叩いても、しっかり木が鳴ってくれます。
プライ数が多いとちゃんと鳴らすには、ある程度しっかり叩かないといけません。
じゃあ単板がいいのかと言えば、一概にそうだということでもありません。
プライが多いと堅い音になります。それに合板と言っても上の写真のように薄い板を沢山重ねたものもあれば、もう少し厚いのを3~4枚合わせたものなど、合板といえど様々あるのです。
メイプル、マホガニー、メイプルの3プライの合板など、違う材質挟む場合もあります。
そうなってるくと、どう選んでいいのか分からなくなるとは思いますが^^;
簡単にざっくり言えば、明るく柔らかい音が欲しければ、プライ数が少なく、薄めのシェルのもの。
堅く太い音が欲しければ、プライが多く、太めのシェルを選んで行けばいいです。
あと金属シェルのものはプライはないですが、厚さは同じで、厚い方が太い音が出ます。
今回も長くなってしまいましたが、如何だったでしょうか?
●材質●深さ●プライ
の3点から説明してみました(^^)
私の感覚的な部分もあるかとは思いますが、これからスネアを買う方、もしくは持ってる方でもセッティングを変える際の参考などになればと思います。
あとはやっぱり、色々自分で叩いてみて、体感してみるのが一番だとは思います!
またお持ちのスネアでも、チューニングや、ヘッド、スナッピーを変えることで音も変えることができます。
その辺もまた後日このブログで紹介していきたいと思ってます(^^)
ではでは、今日のところはこの辺にて!!
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